活動を報告します
★平成二十八年 論語に学ぶ人間学セミナー★
好評を受けて今年で六年目に入った論語セミナー。今年からは、「仮名論語」に加えて、「男の風格をつくる論語」(伊與田 覺著 致知出版社)をテキストに学んでおります。後半の講義は、三木英一先生の人生を熱く語っていただき、本物人間に学ぶセミナーとして十二月までの講座となっています。いつからでも参加できますので、別添お申込書にて申し込みください。
今回は第三回目となります。雨の降る中、新規の方を含め多くの方にご来場していただきました。
まず始めは仮名論語の素読からになります。
■仮名論語 子路第十三
子(し)日(のたまわ)く、剛毅(ごうき)木訥(ぼくとつ)、仁(じん)に近(ちか)し。
「剛(物事に恐れず立ち向かう強さ)、毅(苦難に耐え忍ぶ強さ)、木(質実で飾らない)、訥(口数が少ない)なのは、最高の徳である仁に近い」
この章句は、論語の中でも有名な章句になります。 対照的な言葉として学而第一に、巧言(こうげん)令色(れいしょく)、鮮(すく)なし仁という章句があります。(ことさらに言葉を飾り、顔色をよくする者は、仁の心が乏しいものだ)
■「男の風格をつくる論語」(伊與田 覺著 致知出版社)
第二講 孔子の心を伝えるものたちー顔淵と曾子
「当下(とうげ)一念(いちねん)」今の一念を、持ち続けることが大切だという意味。自分のいる場で最後まで全力でやり尽くすことがいかに大事か。これは簡単なようでなかなか難しいとことだと思います。人は雑念が入り、寄り道をしてしまうこともあるかと思います。このような時に論語は、道しるべとなってくれるのではないでしょうか。改めて学ぶことの重要性を実感しました。
■三木英一先生の人生講話 「縁尋機妙 多逢聖因」
縁尋機妙―良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は、誠に妙なるもの。
多逢聖因―いい人に交わっていると良い結果に恵まれる。
人間は、できるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に合うことを考えなければならない。また、縁は育てるもの。恵まれるものだけではなく、自ら育てていく努力をしていくことが大切である。
最後に三木先生自身の縁尋機妙・多逢聖因にまつわる話をして頂きました。
次回 第四回は、五月十一日(水)午後六時三十分からです。
皆様とのご縁を心よりお待ちしております。
★平成二十八年 論語に学ぶ人間学セミナー★
好評を受けて今年で六年目に入った論語セミナー。今年からは、「仮名論語」に加えて、「男の風格をつくる論語」(伊與田 覺著 致知出版社)をテキストに学んでおります。後半の講義は、三木英一先生の人生を熱く語っていただき、本物人間に学ぶセミナーとして十二月までの講座となっています。いつからでも参加できますので、別添お申込書にて申し込みください。
三月例会の内容を少しだけ紹介させていただきます。
始まりは、論語の素読からです。ひらがなを懸命に追いかけていくのが始まりですが、参加された約八十名の方が声をそろえての朗誦は素晴らしい響きとなって会場のホールを真剣な学びの場にしていきます。
■仮名論語 顔淵第十二
克己復礼(こっきふくれい)
子(し)日(のたまわ)く、己(おのれ)に克(か)ちて禮(れい)に復(かえ)るを仁(じん)と為(な)す。
顔淵という弟子が先師(孔子先生)に仁について問いかけた場面。
「私利私欲に打ち勝って、社会の秩序と調和を保つ礼に立ち戻るのが仁である。
論語の中でも「仁」については、人間が大事にする心の在り方として説かれており、いろんな場面で出てきます。二千五百年も前から人間は同じように悩み、迷いながら生きてきたことが分かります。孔子先生のアドバイスが現代を生きる私たちにも納得できるのですから、不思議です。
■「男の風格をつくる論語」(伊與田 覺著 致知出版社)
第一講 孔子の人間的魅力をつくったもの
優れた立派な人物になるために、切磋琢磨していかねばならず、そのことを昭憲皇太后は、「おこたりて 磨きざりせば光ある 玉も瓦にひとしからまし」と歌われています。
先生から、金剛石の歌の紹介がありました。昔は、楽しく歌って同時に教えを説いていたのです。知らないうちに身につけていたということで、教育の原点を見る思いがしました。
■三木英一先生の人生講話「日日(にちにち)是(これ)好日(こうにち)」
「碧巌録」にある言葉で、毎日が命輝く充実した日でありたいということ。夏(げ)安居(あんご)と呼ばれる仏僧の修行の際に問いかけられた返答が原典。また、新約聖書のマタイ伝福音書にも同じ意味の言葉があります。
So do not be anxious about tomorrow;tomorrow will look after itself. Each day has troubles of its own.
慣れない英語を先生の主導で、みなさん上手に読まれました。
そのほかにもたくさんのエキスがございましたが、それは参加された時のお楽しみとしておきます。
皆様も是非、ご参加ください。次回は、四月十三日(水)午後六時三十分からです。
★平成28年 論語に学ぶ人間学セミナー★
好評を受けて今年で六年目に入った論語セミナー。今年からは、「仮名論語」に加えて、「男の風格をつくる論語」(伊與田 覺著 致知出版社)をテキストに学んでまいります。後半の講義は三木英一先生の人生を熱く語っていただき、本物人間に学ぶセミナーとして十二月までの講座となっています。いつからでも参加できますので、別添お申込書にて申し込みください。
ここでは、二月例会のエキスを少しだけ紹介させていただきます。
■仮名論語 先進第十一
子(し)日(のたまわ)く、過ぎたるは猶(なお)及(およ)ばざるがごとし。
子貢という弟子が先師(孔子先生)に問いかけた場面。
師(子張)と商(子夏)とはどちらがまさっているでしょうかと尋ねた。
先師は答えられた。
「師はやりすぎである。商はやりたりない」
子貢は「それでは師は商よりまさっているでしょうか」
先師は答えられた。「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」
■「男の風格をつくる論語」(伊與田 覺著 致知出版社)
第一講 孔子の人間的魅力をつくったもの
肉体的生命がなくなっても生き続ける人
「論語」が結んだ孔子の子孫とのご縁
十六歳の第三夫人に生まれた孔子
実践によって確かめられた真実の言葉
貧しかったからこそ何でもできる
■三木英一先生の人生講話「生かされて 生きている」
人間としてこの世に生を享けている有難さのお話から始まり、幼くして出征された父上との別れ、長男としての役割、貧しさの中マッチ箱の内職をしながら二十分で一時間分の勉強をしてこられた。母上は五十九歳で亡くなり、父母の教えと恩師のおかげで今があるとのお話に当時の時代背景がドラマのように映りました。父上の教えを七十年間守ってきたとのこと。
その言葉は、
「今日だけは 怒るな 心配すな 感謝して 業をはげめ 人に親切に」― 朝夕 合掌して 心に念じ 口に唱えよ ―
お母様の教え「らしく生きなさい」「謙虚に、そして凛としていきなさい」
先生は、苦しく貧しい境涯を、「天が与えた試練」と真正面から受け止めて、父上と同じ英語教師として生きてこられました。学校だけではなく、広く社会を学ばなくてはならないという思いから人間学を自ら学んで、現在、月刊「致知」の全国木鶏クラブの会長も務めておられます。
次回の講義のテーマは「日日是好日」。
皆様も是非、ご参加ください。次回は、三月九日(水)午後六時三十分からです。
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第9回]
・日時 平成27年11月11日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「子罕第九」
②楽しい論語塾 「人間・孔子(2)」
③子々孫々に語りつぎたい日本の歴史 「日本を束ねる天皇の機能」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費2,000円)
・参加者 53名
○受講内容
まず仮名論語「子罕第九」の素読を行いました。
少し寒くなってきましたが皆様大きな声で素読が出来ていたと思います。
「 子、四を絶つ。意毋く、必毋く、固毋く、我毋し 」孔子は常に私意、執着、頑固、
自我の四つを絶たれたそうです(四絶といいます)。これら全て人間の陥りやすいことですが、少しでもこれらを絶つように日々努力していきたいと思います。
その後、楽しい論語塾より「人間・孔子(2)」の講義をしていただきました。「仁に里るを美と為す。択びて仁に処らずんば、焉んぞ知なることを得ん」仁の心を大切にする態度が美しいのだ。自分で仁から離れてしまっては、どうして知恵のある立派な人といえようかという意味になります。孔子は仁をとても重視していて、仁について語った章句は百を超えているそうです。そして大事なことはその思いを行動に移せるかどうかということです。
引き続き、子々孫々に語り継ぎたい日本の歴史から「日本を束ねる天皇の機能」の講義をしていただきました。国造りの原点には、古事記や日本書紀等の記紀にあることや、ポツダム宣言受託する背景に二・二六事件があったこと、また天皇陛下の重要な役割などを詳しく教えて頂きました。
今回のセミナーも時間の限られた中で、たくさんのことをわかりやすく講義していただき有意義な時間となりました。次回、第10回は本年度最終になります。受講される皆様により良いセミナーとなるようお手伝いさせていただきながら、実のあるセミナーづくりを心がけたいと思います。
― 郷土の偉人に学ぶ ―
戦艦「比叡」艦長 西田正雄について
~艦長がとるべき責任(海軍の不文律)は何ですか~
10月28日(水)18時30分から龍野経済交流センター 2Fセミナー室にて、
わが郷土の偉人・帝国海軍のエリート西田正雄について、講師に玉田泰之先生をお招きし、講演会を開催いたしました。大変多くの皆さまにご参加いただきました。
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第8回]
・日時 平成27年10月14日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール
(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「泰伯第八」
②楽しい論語塾 「人間・孔子(1)」
③子々孫々に語りつぎたい日本の歴史
「なぜ憲法を変える必要があるか」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費2,000円)
・参加者 53 名
○受講内容
まず仮名論語「泰伯第八」の素読を行いました。
皆様背筋を伸ばし、声をそろえしっかりと読むことができたと思います。
「邦道有るに、貧しくして且つ賤しきは恥なり。邦道無きに、富み且つ貴きは恥なり」現在の日本も乱れていて、いろんな問題点も多いと思います。この人間学セミナーで学んだことで少しでも還元できればなと思いました。
その後、楽しい論語塾より「人間・孔子(1)」の講義をしていただきました。「君子は義に喩り、小人は利に喩る」君子はそれが正しいか、正しくないかで物事を判断するけれど、小人は利益があるか、ないかですべてのことを判断する。最近では企業のデータ改竄などの不正のニュースをみることが多いような気がします。本来は、義(正しいこと)があってこその利(利益)であって、義のない利はどこかで必ずつまずいたり、行き詰まったりするものだと。義と利のバランスを見極めることが大事なのかなと思いました。
引き続き、子々孫々に語り継ぎたい日本の歴史から「なぜ憲法を変える必要があるのか」の講義をしていただきました。日本の憲法がたった9日間で作られたこと、また日本国憲法には主権がないことや日米安保についてとても分かりやすく説明していただきました。そして最後に日本人としてあらためて憲法を読み理解する必要性をお話していただきました。
今回のセミナーも時間の限られた中で、たくさんのことをわかりやすく講義していただき有意義な時間となりました。
次回、第9回も受講される皆様により良いセミナーとなるようお手伝いさせていただきながら、実のあるセミナーづくりを心がけたいと思います。
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第7回]
・日時 平成27年9月9日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール
(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「述而第七」
②楽しい論語塾 「哲学者としての孔子(3)」
③子々孫々に語りつぎたい日本の歴史
「東京裁判 勝者が敗者を裁くとはどういうことか」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費2,000円)
・参加者 61名
○受講内容
今年は戦後70年の節目になります。姫路市遺族会会長でもある三木英一先生が8月15日に行われた、姫路市戦没者追悼式で述べられた追悼の言葉をセミナーの前に紹介して下さいました。戦争の惨禍、今後日本のあるべき姿等、先生の思いが込められている内容でした。
そして、仮名論語より「述而第七」の素読を行いました。
三木先生の追悼の言葉の後でほどよい緊張感の中、背筋を伸ばし読むことができました。「憤せずんば啓せず。悱せずんば發せず。一隅を擧げて三隅を以て反らざれば、則ち復せざるなり」教養を身につけていく上で重要な言葉です。分からなければ何でもすぐに聞くのではなく、まずは自分自身で考え行動しようと思いました。
その後、楽しい論語塾より前回に続き「哲学者としての孔子(3)」の講義をしていただきました。「天何をか言うや、四時行われ百物生ず」この章句は、言葉で教えを述べ伝えているのではなく、言葉だけでは語りつくせないものがたくさんあるということを教え諭す貴重な一文です。例えば、人の思いは言葉を発しなくても行動や立ち居振る舞いとして出てくるものなど、すごく深みのある言葉だと思いました。
引き続き、子々孫々に語り継ぎたい日本の歴史から「東京裁判 勝者が敗者を裁くとはどういうことか」の講義をしていただきました。東京裁判の様々な問題点や、不平等な内容で、いかに国際法に違反している裁判か。占領下であった日本が思想言論統制をされていたこと等、時間を忘れるぐらい興味深い内容でした。グローバル社会の今日、日本人として日本の真実の歴史を学びそして他国に対して真実の歴史を語っていけることが必要だと思います。
今回のセミナーも時間の限られた中で、たくさんのことをわかりやすく講義していただき有意義な時間となりました。
次回、第8回も受講される皆様により良いセミナーとなるようお手伝いさせていただきながら、実のあるセミナーづくりを心がけたいと思います。
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第6回]
・日時 平成27年7月8日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「雍也第六」
②楽しい論語塾 「哲学者としての孔子(2)」
③子々孫々に語りつぎたい日本の歴史
「南京大虐殺」 ねつ造のからくり
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材2,000円)
・参加者 58名
○受講内容
まず仮名論語「雍也第六」の素読をおこないました。
セミナーも後半になり素読もいつもよりまとまりがあるように思いました。
「之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」知る者は、好んでやる者には及ばない。好んでやる者は、楽しんでやる者には及ばない。
確かにその通りですね。しかし、知る→好む→楽しむ になるまでの道のりはとても平坦ではないと思います。三木先生の場合は、さらに 楽しむ→遊ぶ だそうです。さすがです。
その後、楽しい論語塾より前回に続き「哲学者としての孔子(2)」の講義をしていただきました。
「詩に興り、礼に立ち、楽に成る」は、「詩に興り」感性が豊かで、「礼に立ち」社会人としてのルールを守り、最後に仕上げとして「楽に成る」音楽を奏でる。人間は知識だけでは駄目で、「バランスのとれた人になりなさい」という章句になります。君子たる者の基本教養とされていた「六芸」の中にも、礼も楽も含まれています。シンプルですが、とても覚えやすく、人間形成の段階においてとても大事な言葉だと思いました。
引き続き、子々孫々に語り継ぎたい日本の歴史から「南京大虐殺 ねつ造のからくり」の講義をしていただきました。
南京大虐殺において日本軍には虐殺の思想はなかったこと。あいまいな証言で構築された大虐殺。日本の罪づくりをしなくてはいけないアメリカの思惑等を説明していただきました。そして最後に情報は難しいこと。偏った情報やマスコミに惑わされないように。いろんな立場・意見を聞く力が必要だということを教えていただきました。
今回のセミナーも時間の限られた中で、たくさんのことをわかりやすく講義していただき有意義な時間となりました。
次回、第7回も受講される皆様により良いセミナーとなるようお手伝いさせていただきながら、実のあるセミナーづくりを心がけたいと思います。
6月19日(金)県立山の学校 青少年育成に係る山楽祭等への支援として協賛金を贈りました。
永峰会長、亀井担当委員長が出席しました。
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第5回]
・日時 平成27年6月10日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「公冶長第五」
②楽しい論語塾 「教育者としての孔子(3)哲学者としての孔子(1)」
③子々孫々に語りつぎたい日本の歴史
「歴史の分岐点となった日露戦争の勝利」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費2,000円)
・参加者 58名
○受講内容
まずは先生が書かれたコラム「終戦七十年の節目の年に想う」の紹介をしていただきました。コラムには七十年前の先生が体験されたことからこれからの私たち若い世代に教え導くという先生の想いが書かれており、あらためてこのセミナーの貴重な時間を感謝し、さらに有意義なものにしていきたいと感じました。
仮名論語「公冶長第五」の素読をおこないました。
皆さん背筋を伸ばし姿勢正しくしっかりと読まれておりました。
「敏にして学を好み、下問を恥じず、是を以て之を文と謂うなり」天性が明敏であって学問を好み、目下の者にもへり下って尋ねることを恥じなかった。それを文と諡された。
これは簡単に出来そうでなかなかできないことで、誰にでも素直に尋ねる勇気や気持ちをもっておくことは大切だと感じました。
その後、楽しい論語塾より前回に続き「教育者としての孔子(3)」と「哲学者としての孔子(1)」の講義をしていただきました。
「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う」(失敗を誤魔化せば苦しみは大きくなる)
大切なのは失敗したと思った時、他人や自分自身をいつまでも責めるのではなく、どのようにしたら早く解決できるか、最善の方法を考えて、具体的に動き出すこと。
反対に繕ったり誤魔化したりしてしまってはなんの解決にもならないばかりか、かえって苦しみや自己嫌悪を招く原因になる。
似たような意味の章句もあり「過ちては則ち改むるに憚ること勿かれ」失敗して改めるか、改めないか。これらの章句の意味は本当に何事においても大切な事だと再認識しました。
引き続き、子々孫々に語りつぎたい日本の歴史より「歴史の分岐点となった日露戦争の勝利」の講義をしていただきました。
まずパール博士の「意見書の結語」の説明をしていただきました。また、「マッキンダーの海洋地政学」や大韓帝国のできた経緯などの説明もしていただきました。
日露戦争ではロシアや朝鮮の思惑や日本が望んでいたこと、戦争の大きな原因の1つが「義和団事件」を発端ともので日本とロシアがマッキンダーの海洋地政学にあったような関係性だったこと、日露戦争での日本の勝利が大きな影響を世界に与えたということなど、より深く学ぶことができました。
また「ネルソン精神」が印象深く、自分自身の職場などの置き換えても大切なことだと感じました。
今回のセミナーも時間の限られた中で、たくさんのことをわかりやすく講義していただき有意義な時間となりました。
次回、第6回も受講される皆様により良いセミナーとなるようお手伝いさせていただきながら、実のあるセミナーづくりを心がけたいと思います。
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第4回]
・日時 平成27年5月13日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「里仁第四」
②楽しい論語塾 「教育者としての孔子(2)」
③子々孫々に語りつぎたい日本の歴史
「反日運動を助長させた政治家・マスコミの罪」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費2,000円)
・参加者 60名
○受講内容
まずは仮名論語「里仁第四」の素読をおこないました。
皆さん背筋を伸ばし姿勢正しくしっかりと読まれ、よく声もそろっていました。
「里仁」は仁の心をもつこと。造次・顚沛などの論語でしか出てこないようか言葉も学ばせて頂きました。中でも「参や吾が道は一似て之を貫く。」「君子は義に喩り、小人は利に喩る。」という言葉は印象に残り、身の引き締まるような気持ちになりました。
その後、楽しい論語塾より前回に続き「教育者としての孔子(2)」の講義をしていただきました。
「故きを温ねて新しきを知れば、以って師と為るべし」昔の人の教えや過去のことを学習し、そこから新しい考え方や取組み方をみつけれれば、人を教える先生と為る事が出来る。
「新しきを知る」ためには「故きを温ねる」ことが大切でただ学ぶのみではなく「以って師と為るべし」身につけたものを生かすことも大切で「温故知新」という言葉に習い実行していきたいと感じました。
「功言令色、鮮し仁」「剛毅木訥、仁に近し」口先よりもハートで行動できる人に・・
シンプルですがとても心に残ることばでした。
引き続き、子々孫々に語りつぎたい日本の歴史より「反日運動を助長させた政治家・マスコミの罪」の講義をしていただきました。
前回の残りが少しありましたので、第一章をすこし講義していただき、その後、本日のテーマを講義していただきました。
「精神的カルタゴの平和」の哲学。豊かさというのは、人類が目指していい正しい課題。
しかし、豊かさにたどり着いてみると、目指すエネルギーが弱くなって、もう夢を見なくなり、耐える力が萎えてしまう。心の教育が必要ということを教えて頂き、まさに今行っている論語などは心の教育だと感じました。
「靖国参拝問題」の始まりの話や「近隣諸国条項」のこと「従軍威安婦」という言葉など、今まで何気に聞いていた言葉の真意をわかりやすく講義していただきました。
前回に続き、自分の歴史認識の不勉強さを感じながら、また本当に集中し学ぶことが出来た良い時間が参加された皆様と共有することが出来たように思います。
本当の歴史というものを語って頂ける方がいるうちに真実を学び、伝えていく必要性を深く感じました。
次回、第5回目も受講される皆様により良いセミナーとなるようお手伝いさせていただきながら、実のあるセミナーづくりを心がけたいと思います。
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第3回]
・日時 平成27年4月8日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「八佾第三」
②楽しい論語塾 「教育者としての孔子」
③子々孫々に語りつぎたい日本の歴史 「なぜ反日運動は繰り返されるのか」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費2,000円)
・参加者 63名
○受講内容
まずは仮名論語「八佾第三」の素読をおこないました。
皆さん背筋を伸ばし姿勢正しくしっかりと読まれ、まとまりのある素読が出来たように思います。
「八佾第三」の佾は列に意味、八列(8×8 64名)での舞。仁の心がなくては形式的な礼、整った音楽を奏いても何になろう。前回のセミナーでも「仁」がでてきましたが、何事もこれがあってこそなんだと感じました。
その後、楽しい論語塾より「教育者としての孔子」の講義をしていただきました。
学ぶことと考えることのバランスが大切で「学びて思わざれば、則ち罔し。思いて学ばざれば、則し殆し」、「中庸の徳」。学ぶこと、考えることはどちらも同じくらい大切で左右に偏らないバランスの取れた人間性(やじろべぇのような)という言葉が印象的でした。
また、「芸に遊ぶ」(六芸 礼・楽・射・御・書・数)ガチガチになるのではなく、学問をとおして徳や思いやりを身につけるだけの余裕を持つということで、このような深みのある人を目指したいと感じました。
引き続き、子々孫々に語りつぎたい日本の歴史より「なぜ反日運動はくりかえされるのか」の講義をしていただきました。
日本が主権を回復後、戦争犯罪の受刑者の「赦免」、刑死者には「法務死」により名誉の回復。サンフランシスコ講和条約十一条の中の「ジャッジメンツ」の訳、斜面に対し十一ヶ国すべてがOKを出したこと、当時、日本の人口およそ九千万人に対し四千万人が国会へ戦犯の赦免釈放を求める請願書を出したことなど歴史の真実を講義していただきました。
講義を受け、まず自分たちの国の歴史に対する不勉強さが反日の口実を与えているんだなと感じました。
また本当の歴史というものを語って頂ける方がいるうちに真実を学び、伝えていく必要性を深く感じました。
今回のセミナ―も論語から日本の歴史と本当に興味深く、集中して学ぶことができました。
次回、第4回目も受講される皆様により良いセミナーとなるようお手伝いさせていただきながら、実のあるセミナーづくりを心がけたいと思います。
論語には、生きるための「知力」が詰まっており、壁に突き当たり迷い道に立った時に、一歩踏み出す原動力となり勇気と希望を与えてくれます。
本年は、仮名論語を素読後、孔子の人物像を「学者」「教育者」「哲学者」「人間・孔子」と4つの側面から捉え『論語』をより深く理解し、世界に誇る誉れ高き国・日本の近現代史について2月から12月まで10回シリーズで学び、人間学を磨きます。先の見えにくい時代に、ビジネスリーダーに必要な行動力、決断力や思考法を身につける場として、本セミナーをご活用いただきますようご案内いたします。
■日時 毎月第2水曜日 18時30分~20時
※2月は第2水曜日が建国記念日のため12日(木)に開催、
8月は休講です。
■会場 龍野経済交流センター 2階会議所ホール
(たつの市龍野町富永702-1)
■講師 英斎塾(人間学探究)塾長 三木英一氏
■内容
・第1回(2/12) 仮名論語・・・ 学而第一
楽しい論語塾・・・ 序章 孔子、その四つの顔
第一章 学者としての孔子(1)
日本の近現代史を学ぶ・・・ 【講和】明治維新に至る経緯
・第2回(3/11)仮名論語・・・ 為政第二
楽しい論語塾・・・ 第一章 学者としての孔子(2)
日本の近現代史を学ぶ・・・ 【講和】明治日本が目指した国家像
(日清・日露戦争はなぜ)
・第3回(4/8 )仮名論語・・・ 八いつ第三
楽しい論語塾・・・ 第二章 教育者としての孔子(1)
日本の近現代史を学ぶ・・・ 【子々孫々に語りつぎたい日本の歴史】
第一章 なぜ反日運動は繰り返されるのか
・第4回(5/13)仮名論語・・・ 里仁第四
楽しい論語塾・・・ 第二章 教育者としての孔子(2)
日本の近現代史を学ぶ・・・
第二章 反日運動を助長させた政治家・マスコミの罪
・第5回(6/10)仮名論語・・・ 公治長第五
楽しい論語塾・・・ 第二章 教育者としての孔子(3)
第三章 哲学者としての孔子(1)
日本の近現代史を学ぶ・・・
第三章 歴史の分岐点となった日露戦争の勝利
・第6回(7/8 )仮名論語・・・ 雍也第六
楽しい論語塾・・・ 第三章 哲学者としての孔子(2)
日本の近現代史を学ぶ・・・
第四章「南京大虐殺」ねつ造のからくり
・第7回(9/9)仮名論語・・・ 述而第七
楽しい論語塾・・・ 第三章 哲学者としての孔子(3)
日本の近現代史を学ぶ・・・
第五章 東京裁判 勝者が敗者を裁くとはどういうことか
・第8回(10/14)仮名論語・・・ 泰伯第八
楽しい論語塾・・・ 第四章 人間・孔子(1)
日本の近現代史を学ぶ・・・
第六章 なぜ憲法を変える必要があるのか
・第9回(11/11)仮名論語・・・ 子罕第九
楽しい論語塾・・・ 第四章 人間・孔子(2)
日本の近現代史を学ぶ・・・ 第七章 日本を束ねる天皇の機能
・第10回(12/9)仮名論語・・・ 郷黨第十
楽しい論語塾・・・ 第四章 人間・孔子(3)
おわりに
日本の近現代史を学ぶ・・・ 第八章 靖国神社と日本人の未来
※仮名論語を素読後、①楽しい論語塾(60分)、②子々孫々に語りつぎたい日本の歴史(30分)を教材に進行します。
■受講料 無料
■教材費 2,000円
・楽しい論語塾・・・1,512円
・子々孫々に語りつぎたい日本の歴史・・・1,620円
※2冊で3,132円の書籍を西はりまLCが1,132円補助し当日販売いたします。
*H27年より受講される方は、「仮名論語(1,300円)」もご購入ください。
■主催 西はりまライオンズクラブ
■共催 龍野商工会議所・龍野ビジネススクール
■申込先 龍野商工会議所 TEL 0791-63-4141 FAX 0791-63-4360
たつの市龍野町富永702-1 (龍野経済交流センター3階)
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第2回]
・日時 平成27年3月11日(木)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「為政第二」
②楽しい論語塾 第1章「学者としての孔子(2)」
③講和 「明治日本が目指した国家像」(日清・日露戦争はなぜ)
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費2,000円)
・参加者 66名
○受講内容
まずは仮名論語「為政第二」の素読をおこないました。
皆さん背筋を伸ばし姿勢正しく素読をされていました。また三木先生より「声も出て、揃っていた」と褒めていただきました。
「為政第二」は論語の中でも特に大事なところだと教えて頂きました。「仁の心」この言葉が得に印象に残りました。
その後、楽しい論語塾 第1章「学者としての孔子」講義をしていただきました。
ここでは「学ぶ」ということについての講義でした。
「真に学ぶ」とは学問を通して徳や思いやりを身につけること。
また、「考える」「学ぶ」を繰り返しながら人間性を高める。
なんでもやってみることが大切ということを教えていただきました。
「学びて厭わず、人を誨えて倦まず」三木先生のモットーだという言葉も出てきました。
また、力を根本に注げば道は(自分の人生)は自ずとひらけてゆく、主体的に歩むことの大切さや、「仁」=「思いやり」ということなど教えていただきました。
引き続き、日本の近代史に学ぶでは「明治日本が目指した国家像」の講話していただきました。富国強兵では当時のアジア地域の情勢や国軍の創設、国産兵器や大日本帝国憲法制定、学制の施行の講話。
また日清戦争や日露戦争の経緯や軍人の中からの偉人の紹介などもしていただき、もっと深く聞きたい内容の講話でした。
今回のセミナ―も論語から日本の歴史と本当に興味深く、集中して学ぶことができました。
次回、第3回目も受講される皆様により良いセミナーとなるようお手伝いさせていただきながら、実のあるセミナーづくりを心がけたいと思います。
平成27年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第1回]
・日時 平成27年2月12日(木)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター 2階 会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 「学而第一」
②楽しい論語塾 序章「孔子、その四つの顔」
第一章「学者としての孔子(1)」
③講和 「明治維新に至る経緯」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費2,000円)
・参加者 71名
○受講内容
本日より27年度のセミナ―がスタートしました。
それに合わせ三木先生より1年通しての想いをお話いただきました。
まずは仮名論語「学而第一」の素読をおこないました。
前年度から受講されている方が多く、また三木先生より「言葉は生きている、素読も生きた声を出すように」とアドバイスも頂き、気持ちのこもった素読が皆様出来たように感じました。
また、今回から参加されている方も慣れないながらも熱心に素読に取り組んで居られました。
その後、資料より「論語に学ぶ5つの知恵」の紹介と解説をしていただきました。
5つの論語をどれもわかりやすく噛み砕いた解説で論語が身近に感じる内容でした。
続いて、楽しい論語塾 序章「孔子、その四つの顔」講義をしていただきました。
孔子が学んだものは「古典」で、先人の教えで論語に出てくる「学ぶ」とは古典を学ぶことを意味する。また、孔子の言葉は机上の空論ではなく、体験から生れた言葉だからこそ、説得力があり二千五百年たったいまも残っている。というお話が印象的でした。
最後に資料に戻り、セミナー前日が建国の日ということもあり、建国についての講話をしていただきました。「紀元節」という言葉は私ははじめて耳にしました。日本人が建国について知識がないこと、意識がないことを恥ずかしいことだなと感じました。自分自身もっと日本について学びたいと感じました。
引き続き、日本の近代史に学ぶでは「明治維新に至る経緯」について講話していただきました。「大政奉還」「王政復古の大号令」「五カ条の御誓文」など原文やイラストなど交えながら説明していただき、日本の歴史について興味深く学ぶことができました。
今回のセミナ―は論語から日本の歴史までと本当に興味深く、集中して学ぶことができました。
また、「楽しい論語塾」に「学ぶということは、ただ知識を詰め込むだけではなく、学問を通して徳や思いやりを身につける、それが真に学ぶということ」とあるようにまさにあてはまる内容だったように感じました。
次回第2回も一人でも多くの方に参加いただき、学んでいきたいと思います。
平成26年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第10回]
・日時 平成26年12月10日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 素読 「堯日 第二十」
②生きるための知力をつける 「論語」
「終講【論語をもっと楽しむために】」
③代表的日本人 「日蓮上人 その②」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費1,500円)
・参加者 53名
○受講内容
最初に仮名論語「堯日 第二十」の素読をおこないました。
仮名論語も最終章ということもあり、いつもより大きな声でまとまりのある素読が出来たように思いました。
今回の1年間通しての素読を終え論語が身近に感じることができるようになり、論語への理解力も上がったように感じました。
その後、生きるための知力をつける「論語」【終章 論語をもっと楽しむために】の講義をしていただきました。
孔子の個性豊かな多くの弟子達、中でも「孔門十哲」といわれる抜きんでた才能を持つとされた10人。冉伯牛の病の悲嘆にくれつつ励ましたお話が特に印象に残りました。
「王道」と「覇道」、「正統思想」と「法家の思想」など形づくりの流れなど、また日本と論語の関わり、大きな影響をあたえてきたこと、論語から生まれた今でも使われている言葉など、興味深い講義をしていただきました。
後半には代表的日本人「日蓮上人 その②」を講義していただきました。
「竜の口の法難」事件から死罪に代わる厳刑で5年もの流刑を生きのび、自分の振興世界の領土を新たに加えた話では、日蓮の不屈の勇気と忍耐はすごい精神の持ち主だと感じました。
また人物評での中にある日蓮の言葉、「私はとるにたらぬ一介の僧侶であります」という謙虚な心「我が奉ずる径のために死ぬことができるなら、命は惜しくない」信念を貫く心など、私たちにも見習うべきことだと感じました。
仏教を日本の宗教にし、他の宗派がいずれも起源をインド、中国、朝鮮の人にもつのに対し、日蓮宗のみ純粋に日本人に有するものだと知りもっとこのことについて学びたいと感じました。
今回で26年「論語」に学ぶ人間学セミナーは終了しましたが、仮名論語の素読では徐々に慣れ論語を身近に感じることが出来るようになりました。生きるための「知力」をつける論語では志を貫くための知力を学びました。代表的日本人では5人の先人よりたくさんの気付きがありました。
これら学んだことをビジネスや生活の中で活かしていけるようにしていきたいと感じました。
27年も内容を新たに「論語」に学ぶ人間学セミナーを行いたくさんの方と共に学んでいきたいと考えております。
平成26年 「論語」に学ぶ人間学セミナー
─ビジネスリーダーとしての生き方を求めて─[第9回]
・日時 平成26年11月12日(水)18時30分~20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町冨永702-1)
・内容 ①仮名論語 素読 「子張 第十九」
②生きるための知力をつける 「論語」「第8講【平天下】」
③代表的日本人 「日蓮上人」
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費1,500円)
・参加者 52名
○受講内容
最初に仮名論語「子張 第十九」の素読をおこないました。
いつもと同様に参加者全員での素読は、読み違いのないよう注意しながら、大きな声で読みあげられていました。参加者の皆さまはそれぞれ仕事終了後の参加にもかかわらず、活気の感じられる講義でした。
その後、生きるための知力をつける「論語」「第8講【平天下】」の講義をしていただきました。
平天下とは「理想を実現し、世界を変えること」であり、世界を変えることは、自分の理想を実現していくことである。しかし、現状が理想から遠すぎて無理だと思っている限り理想を実現することはできない。社会に対して小さな個人は、なんの力にもなりえないと思いがちだが、社会は個人が集まってできたものであり、一人が正しいことを行えば、その一人分だけでも世界は変わっていくということ。まず自分ができることをするのが大切だと学びました。
後半の部では、内村鑑三著「代表的日本人」の「日蓮上人」を講義いただきました。
今回の講義では、人間にとって宗教は最大の関心事であり、「死」の存在するところに「宗教」はなくてはならないものであると学びました。たしかに私たちは宗派はともかく、なんらかの宗教のもと生きているのは事実です。
次回12月10日(水)は、26年度最後のセミナーになります。本日は誠にありがとうございました。
論語には、志を貫くための「知力」が詰まっており、壁に突き当たり迷い立ち止まった時に、一歩踏み出す原動力となり勇気と希望を与えてくれます。
平成26年も昨年に引き続き、三木英一先生を講師に迎え2月より12月まで10回シリーズで、人類の教師・孔子の言語録『論語』をより深く理解できる四書の“大学の八条目”、欧米のリーダーにも大きな影響を与えた5人の“代表的日本人”の生き方や業績について学び人間学を磨きます。
先の見えない時代に、ビジネスリーダーに必要な行動力、決断力や思考法を身につける場として、本セミナーを活用いただきますようご案内いたします。
■日時 毎月第2水曜日 18時30分~20時
■会場 龍野経済交流センター 2階会議所ホール
(たつの市龍野町富永702-1)
■講師 英斎塾(人間学探究)塾長 三木英一氏
■内容
第1回(2/12) ①序章論語への招待
②西郷隆盛(その1)
第2回(3/12) ①論語を読む[格物]
②西郷隆盛(その2)
第3回(4/9) ①論語を読む[致知]
②上杉鷹山(その1)
第4回(5/14) ①論語を読む[誠意]
②上杉鷹山(その2)
第5回(6/11) ①論語を読む[正心]
②二宮尊徳(その1)
第6回(7/9) ①論語を読む[修身]
②二宮尊徳(その2)
第7回(9/10) ①論語を読む[斉家]
②中江藤樹(その1)
第8回(10/8) ①論語を読む[治国]
②中江藤樹(その2)
第9回(11/12)①論語を読む[平天下]
②日蓮上人(その1)
第10回(12/10)①終章 論語をもっと楽しむために
②日蓮上人(その2)
■受講料 無料
■教材費 1,500円
・生きるための「知力」をつける論語…1,000円
・代表的日本人…500円
■主催 西はりまライオンズクラブ
■共催 龍野商工会議所・龍野ビジネススクール
■申込先 龍野商工会議所 TEL 0791-63-4141 FAX 0791-63-4360
たつの市龍野町富永702-1 (龍野経済交流センター3階)